頚は頸の略字体ですが,個人的には一貫して頸を使用してきました.これは2000年以後の書籍でも頸静脈と記載されているためです.
- 心疾患の視診・触診・聴診 2002/5/1 福田 信夫 (著)(アマゾン)
- 循環器フィジカルイグザミネーションの実際 2005/9/1 吉川 純一 (著) (アマゾン)
- General Physician循環器診察力腕試し―達人の極意,マスター! 2012/9/1 室生 卓 (著)(アマゾン)
- 心エコーハンドブック 別巻 心臓聴診エッセンシャルズ 2012/9/14 坂本 二哉 (著)(アマゾン)
- 循環器Physical Examination: 診断力に差がつく身体診察! 2017/9/25 山崎 直仁 (著)(アマゾン)
- Physical Examinationからみた循環器の病態生理 2022/3/24 林田 晃寛 (著)(アマゾン)
- 日本循環器学会/日本心不全学会合同ガイドライン 急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版)では頚静脈を採用していることは知っていました.頚静脈が17か所あり一方,頸静脈の記載はなし.
- しかし先日,日本医学会医学用語管理委員会が略字体の使用を推奨していることを同僚医師から教えてもらいました.例として頚部と頸部を記載(下表).遅ればせながら頚静脈を使用していく決心がつきました.
(松下記念病院
川崎達也)
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