- 学会発表やカルテ記載でおきまりの表現といえば 「頸静脈の怒張なし」
- ただしこの表現の意味=中心静脈圧がメチャクチャには上昇していない
実際に頸静脈が怒張している症例 ➜ 顎下まで隆起して呼吸性変動はゼロ
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おすすめの表記例
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- 座位で頸静脈は確認できない(中心静脈圧の上昇はなく正常)
- 座位で頸静脈の上縁が顎下(中心静脈圧は高度に上昇している)
- 45度座位で頸静脈の上縁が胸骨角の4cm上(少し静脈圧上昇)
- 臥位枕ありで頸静脈の上縁が額下+呼吸性変動あり(少し上昇)
- 臥位枕なしで頸静脈の上縁が頸部の中央あたり(静脈圧は正常)
👹 耳垂のフランク徴候にも注目 ➜ 実際に本例には冠動脈バイパス術後の既往あり
フィジカル 広場 心臓 physical exam examination
(松下記念病院 川崎達也)
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