- 当院の専攻医の野口先生の臨床研究が出版されました 🎉
- 慢性心不全症例に対する各種負荷頚静脈の比較検討です
- 実際の負荷法は吸気・5回立ち上がり・蹲踞の3種類です
- いずれの負荷も予後予測に有用で予後予測能に大差なし
- ただ5回立上がりと蹲踞は膝痛や腰痛で実施不能例あり
- 最終的には負荷頸静脈は吸気が最も実用的な方法と結論
😎 つぶやき
- これは当院で行ってきた一連の負荷頚静脈研究(①6分間歩行,②吸気負荷,③PEF vs REFなど)の最終報告です.臨床で生じた疑問に対する研究を行い,新たな疑問に対する追試を行うということの繰り返しでした.最終的に「吸気による頚静脈負荷は様々なタイプの心不全で予後予測に有用」というゴールにたどり着けました.
- 本論文の査読者から負荷の様子を追加するよう指摘されました.実際の動画よりもピクトグラムの方がいいのではと考え,無料画像を検索しました.しかしふさわしいものなかったので自作しました(上記のFigure 1).思ったより簡単で,今ではあらゆる体位や動作を表現できるようになりました.やっぱ何事も挑戦ですね.
👉「論文」の過去の投稿は コチラ(ウェブ版なら画面右の分類からも選択可)
(松下記念病院
川崎達也)
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