- 当院初期研修医の間瀬先生が循環器内科で経験した症例が出版されました🎉
- 薬剤性体液貯留による過収縮から流出路狭窄を伴う心不全を生じた症例です
- LVOTの改善にはベータ遮断薬ですが,著明な全身浮腫もあり躊躇しました
- トルバプタンは効果なし ➜ 最終的には利尿薬の調整で徐々に改善しました
🚀 告白
- 本例では身体所見から心不全であることは容易に診断できました(推定の中心静脈圧は18 cmH2O).しかし心エコー図のレポートを見てびっくり 😳 なんと左室流出路狭窄が記載されているではありませんか.
- 改めて身体所見を取り直すと頸動脈拍動はスパイク&ドームで,座位から立位で音量が増加する収縮期雑音でした.超反省 😰 その後は(主治医ではなかったのですが)毎日聴診してエコー(連日計測)と対比
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(松下記念病院
川崎達也)
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