- アメリカの循環器内科医であるSamuel Albert Levine (1891–1966)
- 心雑音の強度の分類Levine scaleを開発(JAMA 1933;101:436–8)
1度 | 極めて弱い雑音で聴診器を当ててもすぐには認識できない |
2度 | 弱い雑音であるが聴診器を当てれば即座に気がつく |
3度 | 中等度の雑音で振戦(スリル)を伴わない |
4度 | 強い雑音で振戦(スリル)を伴う |
5度 | とても強い雑音であるが聴診器を胸壁から離すと聞こえない |
6度 | 極めて強い雑音で聴診器が胸壁に触れなくても聞こえる |
💁 トリビア
- Levineのオリジナル論文には4度にスリルの記載はなかった(らしい)
- Levineの名前はLGL症候群のLown–Ganong–Levineにも残っている
- 当初は収縮期雑音の分類用/後に拡張期雑音にも転用(本人も了承)
- ポーランド生まれで名前の読み方を聞かれて"red wine"と返答した
(松下記念病院 川崎達也)
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