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循環器Physical Examination講習会は故・吉川純一先生が2003年に立ち上げられた身体所見に関する研究会です.「生きた
physical
examination」を体感・習得して,「感動できる」ものにしていきたいと思っています.
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2025年4月から毎週金に循環器に関するフィジカルクイズをX(旧Twitter)で発信しているので,よろしければフォローしてみてください(@PhysicalExamin1).こちらのページには2週分ずつまとめてアップします.
👻「フィジカルクイズ」の過去の投稿は
コチラ(PC版なら画面右の分類からも選択可)
発熱と嘔吐を訴える高齢者(大動脈弁位生体弁)
🚑 救急現場
- 眼球結膜 ➜ 点状出血
- 口腔粘膜 ➜ 点状出血
- 指先 ➜ 紅斑(無痛性)
- 聴診で収縮期雑音あり
- 心エコー図は描出困難
- 血培からMRSA 2セット
- 診断は感染性心内膜炎
🐙 追加コメント
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本例はTAVI(経カテーテル大動脈弁留置術)後であり,感染性心内膜炎の有無にかかわらず収縮期雑音を聴取します(雑音の音量変化は不明).また心エコー図では肺気腫のためか,良好な画像を得ることができませんでした(疣腫の有無は判定不能).でも疾患特異性がとても高い末梢サインが診断の決め手になりました.
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本例は基礎病態+発熱+典型菌+末梢サインなので,感染性心内膜炎の臨床的基準を満たします(本邦のガイドライン).2023年改訂のDuke-ISCVIDクライテリアでも,例えば38度以上の発熱+血液培養で典型的微生物+基礎疾患(先天性心疾患など)+末梢サインなら,心エコー図の前に感染性心内膜と診断できます.
👻 感染性心内膜炎に関する過去の投稿 ➜
コチラ(PC版なら画面右の分類からも選択可)
(投稿者 川崎)
- 他のコンテンツで心音クイズを作成しました.本ページにもアップしておきます(内容は少し変更しています)
健常者の心音である.記録部位はどこか.
😐
正解 A
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健常者ではⅠ音(S1)は低調で長く心尖部優位で,Ⅱ音(S2)は高調で短く心基部優位です.
- このパターンを耳にしっかり刷り込んでおけば,S1の減弱やS2の亢進に気づき易くなります.
- 両側の趾痛を訴える高齢者 -
🚑 臨床現場
- 左第2趾と5趾に黒色部分(左図と中央図)
- 左第5趾は血液汚染と疼痛,右母趾も黒色
- CTで腹部大動脈~総腸骨動脈に瘤状拡張
- 動脈瘤周囲の血管壁には血栓付着(下図)
- CTで動脈狭窄はなくABIも正常内(下図)
- 大動脈瘤に対してステント留置術を予定
😐 追加コメント(Blue Toe Syndrome)
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類似した病態に青色趾症候群(ブルートウ症候群/Blue Toe
Syndrome)があります(自験例).その機序はコレステロール塞栓症(アテローム塞栓症)で,カテーテル検査後などに生じることが多いと思います.
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本例では患趾の生検は未施行ですが,大動脈瘤に関連した血栓性塞栓症と考えられました.大動脈へのステントグラフト治療を行っている同僚(心臓血管外科医)が,これはよくある病態だと教えてくれました.
👻「今週の一枚」の過去の投稿は
コチラ(松下ERランチ・カンファレンスの名物コーナー)
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循環器Physical Examination講習会は故・吉川純一先生が2003年に立ち上げられた身体所見に関する研究会です.「生きた
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