1度 |
極めて弱い雑音で聴診器を当ててもすぐには認識できない |
2度 |
弱い雑音であるが聴診器を当てれば即座に気がつく |
3度 |
中等度の雑音で振戦(スリル)を伴わない |
4度 |
強い雑音で振戦(スリル)を伴う |
5度 |
とても強い雑音であるが聴診器を胸壁から離すと聞こえない |
6度 |
極めて強い雑音で聴診器が胸壁に触れなくても聞こえる |
👻 おまけ
- Samuel Albert Levine (1891–1966) はポーランド生まれで3歳で米国へ
- Levineのオリジナル論文(※)には,4度に振戦(スリル)の記載はない
- 当初は収縮期雑音の分類であったが,拡張期雑音への転用を本人も容認
- ポリオという用語を初めて使用(正確にはPoliomyelitis/急性灰白髄炎)
- その名は頻脈発作を生じるLGL症候群の Lown–Ganong–Levine にも残る
- 名前の発音を聞かれた時にレッドワイン(赤ワイン)とお茶目に答えたレバイン
※ 以前に松下ERランチカンファレンスに投稿した内容の更新版です 🎶
(松下記念病院
川崎達也)
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