このブログを検索

2019-08-02

頸静脈 vs 運動負荷

  • 慢性心不全に対して心臓リハビリテーションの集団監視下運動療法を継続している症例
  • 運動処方(有酸素運動のため嫌気性代謝閾値の測定)目的に心肺運動負荷試験を行った

🔎 解釈
  • 安静時に座位で頸静脈を確認 ➜ 中心静脈圧の上昇(負荷は注意して行うべし)
  • 負荷ピーク時には深吸気でも頸静脈を確認できる ➜ 中心静脈圧は高度に上昇
  • 拍動上縁は負荷終了1分後には顎下 ➜ 5分後には頸部中央(負荷前)まで低下

心エコー図がなくても肺高血圧の程度を推測可 😈 比類なき頸静脈の簡便さとリアルタイム性
フィジカル 広場 心臓 physical exam examination
松下記念病院 川崎達也)

0 件のコメント: