(Line engraving by R. Ceracchi)
イタリアの解剖学者Antonio Maria
Valsalva(1666–1723)で,胸腹腔内圧を上昇させて前負荷を減少させる方法(バルサルバ手技/Valsalva
maneuver)を発見した.
👿 発作性上室頻拍停止の有効性(
Lancet 1988;1:1181-5)
- Valsalva手技(息こらえ) 54%
- 右頸動脈マッサージ 17%
- 左頸動脈マッサージ 5%
💁 27年後に
修正Valsalva⼿技が発表された(
Lancet 2015;386:1747-53)
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方法 45度半座位でValsalva⼿技15秒直後に仰臥位にして下肢挙上(静脈還流量を増加)
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結果 1分後の洞調律復帰率:従来Valsalva⼿技17%,修正Valsalva⼿技43%(p<0.0001)
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実際 40mmHgの呼気圧(or 10mlシリンジの先端をくわえて内筒を15秒で押出)➜
動画
バルサルバ ヴァルサルバフィジカル 広場 心臓 physical exam examination
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