- TRの頚静脈波曲線はLancisiが初記載(De Motu Cordis et Anetlryslnatibus. Roma,1728)
- 軽症はx谷浅化+v波増高(共に早期出現),中等症は収縮期波(s波),重症は心室化
- ただし頚静脈波曲線のTRパターンは心房細動ならTRがなくても30%以上に出現(下図)
- 開心術後の症例では三尖弁逆流が存在しなくても通常的に三尖弁逆流パターンが出現
- 原因として心膜の影響?(左心膜完全欠損例では典型的な三尖弁逆流パターンが出現)
- 術後の心室中隔奇異性運動や右房(切開に伴うコンプライアンス低下)なども関与?
参考)循環器フィジカルイグザミネーションの実際(文光堂),他
(松下記念病院
川崎達也)
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