- 腹部膨満感で消化器内科を受診した開心術の既往がある症例
- 座位の頸静脈所見の記録(前半は通常呼吸 ➜ 後半は深吸気)
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解説
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外頸静脈の急峻な虚脱(フリードライヒ徴候/Friedreich's sign)が目立つ.これは拡張期の深いy下降でdip and plateauのdipに相当する.一方,深吸気時には
外頸静脈の怒張が目立つ(クスマウル徴候/Kussmaul
sign).本例は両心カテーテルを行い最終的に収縮性心膜炎と診断し心膜剥離術を行った.心房細動もあったためか,心エコー図では収縮性心膜炎と確定できなかった.
再確認 🎃
収縮性心膜炎は身体所見で疑わないと心エコー図での診断は難しいよ
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