意識レベル低下と発熱で総合診療科に入院した症例
🔎 解説
👤 臨床現場
- 引き継ぎで本例の主治医になった若手医師は,身体所見をもう一度確認して上記の末梢サインに気がついた.心尖部に汎収縮期雑音(逆流性雑音)も聴取するため感染性心内膜炎を疑い速やかに循環器内科をコンサルトした(スバラシイ👏)
- 何度も繰り返すが,熱源検索時には末梢サインを隈なく探すことが大切(全ての所見を認めた自験例).発熱+血培+末梢サインのみで感染性心内膜炎と診断可能だからである.心エコー図による疣腫(以前の疣贅のこと)の検出は必須でない!
💁 感染性心内膜炎に関する過去の投稿は コチラ(PC版なら画面右の分類からも選択可)
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(松下記念病院
川崎達也)
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