肘も語っています
二尖弁による高度の大動脈弁逆流を有する症例
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解説
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肘伸展時に左肘窩内側に拍動(矢印)➜ 肘屈曲で拍動はより明瞭になっている
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拍動は触知で明らかに動脈性 ➜ 水槌脈や反跳脈,コリガン脈と呼ばれる所見
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大脈・速脈を示唆し大動脈弁逆流で有名(甲状腺機能亢進症や高度貧血でも有)
😉
独り言
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高度の大動脈弁逆流ではほとんどの症例で観察可能だと思います.軽く曲げると描出が容易になります(別の自験例)
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加齢に伴う動脈の蛇行+表在化による偽コリガン脈には要注意.この場合は肘なら伸展した方が見やすいと思います
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