😀 補足1
- 「聴診器で一番大切な部分はどこか?」という有名なクイズがあります.その答えは「イヤーピースの間(つまり脳を鍛える必要がある)」です(オハイオ州立大学ウォーレン教授:1958年)
- この名言はさておき,人間の外耳道はやや前向き・下向きに走行しています.よって聴診器の金属部分を少し前向きにしておく必要があります.イアピースを耳に入れたら金属部分を内側にグッと押し込んで耳にピッタリフィットさせることも忘れずに(実はこれが一番大切)
😃 補足2
- 膜を使った聴診後は皮膚に丸い跡が残るくらい,しっかり押し当てることが大切です.一方,ベルを皮膚に押し当ててしまうと低音成分が消失して,膜と同じ高音成分が中心になるので要注意
- 聴診器を発明したのはフランスの医師ルネ・ラエンネックで1816年(過去の投稿).最初はベルだけであったが,1894年に米国の医師ロバート・ボウルズが高感度の膜を開発を開発した(ポケット心音の歴史より)
🉐 聴診器に関連する過去の投稿 ➜ コチラ
フィジカル 広場 心臓 physical exam examination
(松下記念病院
川崎達也)
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