🔍 曲直瀬 道三(まなせ どうさん)
- 戦国時代から安土桃山時代の日本人の医師(1507-1594)
- 察証弁治(中国伝統医学=中医学)を日本に導入し広めた
- 田代三喜・永田徳本などと並んで「医聖」と呼ばれている
- 皇室医療にも従事し"啓迪集"や"医心正伝"を著した(下表)
😶 追加コメント
- 曲直瀬 道三が日本に導入したのは当時中国の最先端医学であった金元医学(きんげんいがく)です.これは金王朝(1115-1234)と元王朝(1271-1368)の時代に発達した新しい医学です.
- 中医学とは中国を中心とする東アジアで行われてきた伝統医学の総称です.中国医学や中医薬学,中医とも呼ばれます.広義には本邦の漢方医学や朝鮮半島の韓医学も中医学に含まれます.
- 漢方医学は日本で独自の進化を遂げた医学だそうです.名称も江戸時代に入ってきた「オランダ医学=蘭方」に対してつけられた日本独自の呼び方のようです(漢は漢王朝の由来)(出典).
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(松下記念病院
川崎達也)
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