- 聴診と打診を組み合わせて身体所見をとる方法
- auscultatory【ɔːskəltéɪtəri】(形容詞)聴診の
- percussion【pərkʌ́ʃən】(名詞)打診,打楽器
- 打聴診とも言う(ただし用語集には共に記載無)
適応疾患と方法
- 大腿骨頸部骨折 ➜ 恥骨結合部分に聴診器を当てて左右の膝蓋骨を指で軽くたたく
- 慢性硬膜下血腫 ➜ 額中央に聴診器を当てて額の左右を指で軽くたたく
- 胸水貯留 ➜ 坐位で中腋窩線に聴診器を当てて椎体や胸骨を順に指で軽くたたく
(解釈:左右差がある場合,音量が低下している方が患側)
👶 独り言
- 心疾患では視診・触診・聴診と比べて,打診の臨床的意義は少ないと思われます(※).上記の胸水貯留以外であえて言うなら……思いつきません(すいません😅募集中)
- 一方,視触診(例:頸静脈a波の時相確認)や視聴診(例:Ⅱ音を用いた頸静脈x谷とy谷の鑑別),触聴診は(例:複雑心音時の拡張期の確認)は多用されています(多分)
※ 以前に松下ERランチカンファレンスに投稿した内容の更新版です 🎶
(松下記念病院
川崎達也)
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