👾 ギャロップ+交互音
- 心尖部で馬が駆けるような音(奔馬調)で非代償期心不全の疑いであるが何か少し変?
- 2Lでは心拍毎に音の大小が入れ替わる交互音が明瞭(低音成分のⅠ音が分かりやすい)
- 心エコー図で左室収縮力は高度に低下し左室流入波と左室流出波は機械的交互脈を示す
- 本例には多量の飲酒歴(2日で日本酒一升・20年)がありアルコール性心疾患が疑われた
🍶 独り言
- ギャロップ(奔馬調)は通常,Ⅲ音ギャロップ,Ⅳ音ギャロップ,四部調律,重合奔馬調の四つに分類される.おそらく本例のように交互音を伴うギャロップは最も重症例で出現すると予想される.
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(松下記念病院 川崎達也)
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