このブログを検索

2026-03-02

頚静脈:右 vs 左

動悸で来院時(前半)+息切れで来院時(後半)
同一症例で共に座位

😗 解説
  • 前半:右鎖骨上窩に速い拍動(矢印)
  • 静脈性拍動でフロッグサインと診断
  • 心電図は発作性上室頻拍(2:1伝導)
  • 後半:左側に遅い隆起性拍動(矢頭)
  • 用手圧迫が可能なので内頚静脈拍動
  • 心電図は洞徐脈で心不全発症と診断

💫 右 vs 左
  • 内頚静脈の拍動は,その解剖学的特性から,ほとんどの症例で右側優位に異常が出現します.稀に認める左側優位の内頚静脈拍動には,さまざまな原因(内臓逆位や頚部手術後,ペースメーカ留置後など)が考えられます(過去の投稿
  • 上記の動画は同一症例で,前半が6年前(ココ).頻脈時には右側の内頚静脈に異常が出現し,徐脈時には左側に異常が出現していることが面白いと思います(ちなみにTシャツも同じ?).両者の間に行ったアブレーションが何かしら影響?

松下記念病院 川崎達也)

0 件のコメント: