このブログを検索
2021-12-09
奇脈 Pulsus Paradoxus
吸気時に収縮期血圧が10mmHg以上低下する病態(通常でも低下するが10mmHg未満である)
機序:吸気 ➜ 右室への灌流増加による左室拡張制限+肺血管床拡大による左室への灌流減少
心タンポナーデで有名だが,
重症の肺塞栓
・
COPD悪化
・
緊張性気胸
などでも出現することあり
実際の測定方法:スタンフォード大学
(英語の勉強も兼ねて😳)
(
Pulsus Paradoxus Video
by
Stanford Medicine 25
)
おまけ
💬
発見者 ➜
ドイツ人医師のアドルフ・クスマウル
命名の謎 ➜
どうしてParadoxus(奇妙)なの?
身体所見 ➜
収縮性心内膜炎 vs 心タンポナーデ
※ 以前に
松下ERランチカンファレンス
に投稿した内容の更新版です 🎶
(
松下記念病院
川崎達也)
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿