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2025-10-16
診療室内で運動負荷
無理すると息切れがあるという男性(座位)
👀
解説
安静座位で内頚静脈の拍動なし
吸気負荷で一瞬,僅かに拍動?
診察室内を2周歩いてもらった
すると座位で明瞭な拍動(➢)
最終診断は非代償性の心不全
👶
コメント
頚静脈の座位定性法の可能性は無限です.様々な負荷が追加できるからです.
吸気負荷
が最も簡便ですが,
前屈負荷
や
蹲踞負荷
,
左上肢挙上負荷
,
立位負荷
なども可能です.そしてそれらを組み合わせることも有用です.
当院で最初に行った負荷頚静脈法は6分間歩行でした(
論文
).しかし診察室やベットサイドでは実施が困難で活用範囲が限定されます.今回行った診察室内を少し歩きまわってもらう負荷はベットサイドでも可能です.
(
松下記念病院
川崎達也)
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