- 皮膚や粘膜の青紫色変化で毛細血管内血液の還元Hb濃度≧5 g/dlで出現
- 低酸素血症に特異的ではない(例:CO中毒の低酸素血症では出現せず)
- 口唇や口腔粘膜,鼻尖,耳朶,指先ほかに出現(毛細血管血液色を反映)
- 総Hb濃度の影響が強い(貧血で出現しにくく赤血球増多で出現しやすい)
- 中枢性と末梢性(下表),ヘモグロビンの異常による血液性に大別できる
- 血液性チアノーゼはメトヘモグロビン血症や乳児メトヘモグロビン血症他
| 中枢性チアノーゼ | 末梢性チアノーゼ | ||
|---|---|---|---|
| 酸素飽和度 | 動脈血 |
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| 毛細血管内血液 |
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| 静脈血 |
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| 分類 |
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| 出現部位 |
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😐 おまけ
- 上半身と下半身でチアノーゼの程度が異なると解離性チアノーゼ(Differential cyanosis)
- 上半身優位のチアノーゼ ➜ 完全大血管転位(肺循環血液が動脈管を介して下行大動脈
- 下半身優位のチアノーゼ ➜ アイゼンメンジャー化 or 大動脈縮窄症を伴う動脈管開存症
(松下記念病院
川崎達也)
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