〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰
⏩
フィジカル広場✨LIVE
はコチラです
〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰
このブログを検索
2019-04-15
心音クイズ
【問題】健常者で記録した心音であるが,その記録部位で正しいのはどれか?
1. Ⅰ音がⅡ音より大きいので心尖部で記録
2. Ⅰ音がⅡ音より大きいので心基部で記録
3. Ⅰ音がⅡ音より小さいので心尖部で記録
4. Ⅰ音がⅡ音より小さいので心基部で記録
5. Ⅰ音とⅡ音は鑑別できないので部位は不明
判定
身に付けておきたいポイント
間 隔
Ⅰ音―Ⅱ音の間隔 <Ⅱ音―Ⅰ音の間隔
音 感
Ⅰ音は低調で長くソフト/Ⅱ音は高調で短くシャープ
音 量
Ⅰ音は心尖部優位/Ⅱ音は心基部優位
👴 健常者の心基部で記録した心音(
一つ目のソフトなⅠ音より二つ目のシャープなⅡ音の方が大きいことに注目
)
フィジカル 広場 心臓 physical exam examination
(
松下記念病院
川崎達也)
2019-04-11
頸静脈波形の重症度
洞調律である慢性心不全例の急性増悪時(座位かつ呼吸調整)
👻
復習
通常は座位では鎖骨上に頸静脈拍動は観察できない.座位での胸骨角と右心房の垂直距離はおよそ7cmと考えられる(45度で5cmなら90度では5x2
1/2
cm).中心静脈圧の正常値は5-8cm水柱(正確にはcm血柱).
本例
内頸静脈の拍動(陥凹)の上縁は胸骨角から9cmであった.よって本例の推定中心静脈圧は16cm水柱である.二峰性陥凹のうち,初めの陥凹(x谷)が二つ目の陥凹(y谷)より大きいことに注目
学習
内頸静脈の陥凹は重症するに伴い,x谷>y谷 (
健常者
を含む)➜
x谷<y谷
(x谷の閉塞) ➜
収縮期陽性波
(巨大v波,ランチージ徴候,Lancisi's sign)と進行することが多い.
フィジカル 広場 心臓 physical exam examination
(
松下記念病院
川崎達也)
2019-04-08
頸静脈の怒張?
労作時の息切れで循環器内科を紹介受診した症例の頸部所見(座位で呼吸調整なし)
🔎
解説
頸部に隆起した構造物を認めるが,拍動や呼吸性変動は認められない.これはもちろん
胸鎖乳突筋
である.視診に加えて触診を行えば,
頸静脈
や
頸動脈
とは容易に鑑別できる.本例は運動耐容能も保たれていて,息切れは非心原性と判断した.
🙊 安易に使用したくない言葉 ➜
頸静脈の怒張
フィジカル 広場 心臓 physical exam examination
(
松下記念病院
川崎達也)
2019-04-04
頸静脈:左 vs 右
拡張型心筋症による心不全の非代償期の頸静脈(座位で呼吸調整なし)
👶
解説
左右いずれも内頸静脈の拍動を頸部中央あたりまで確認 ➜ 座位なので中心静脈圧上昇
内頸静脈の拍動は二峰性 ➜ x谷>y谷(重症化に伴い
x谷<y谷
➜
収縮期陽性波
が出現)
拍動は左側でより観察しやすいことに注目 ➜ 左内頸静脈は上大静脈と直線的な位置関係
本例では左側の内頸静脈でも評価可能であるが
頸静脈評価は原則として右側頸部
で行う
👻
関連投稿
正常頚静脈拍動
頸静脈のシンプル・ルール
頸静脈の怒張
フィジカル 広場 心臓 physical exam examination
(
松下記念病院
川崎達也)
2019-04-01
ペンライトの活用
肥大型心筋症と診断されている症例の心尖拍動(左半側臥位 → スポットライト)
🔎
解説
通常の照明下では心尖拍動を生じている範囲が観察しやすい.一方,周囲を暗くしてスポットライトを当てるとコントラストがつくため心尖拍動の形態が分かりやすくなる.本例はatrial kickを伴うダブルインパルスであった.
関連投稿
肥大型心筋症の
Pulsus bisferiens
肥大型心筋症の
頸静脈のa波
肥大型心筋症の
Ⅳ音の視診・触診・聴診
フィジカル 広場 心臓 physical exam examination
(
松下記念病院
川崎達也)
新しい投稿
前の投稿
ホーム
登録:
投稿 (Atom)